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消防設備士乙種6類・7類に独学で合格できるお勧め参考書と勉強方法

消防設備士

米造
米造

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この記事では、2023 年(令和5年) の消防設備士 乙種6類(乙6)、乙種7類(乙7)に独学で合格できるお勧めの参考書と勉強方法について、私が独学で合格した経験を基にご紹介します。

消防設備士を全類取得した免状の画像
消防設備士を全類取得した免状

乙種6類、7類だけではなく全類の取得を目指す方は「消防設備士 全類を約1年で取得できる受験の順番と科目免除の戦略」の記事も是非ご覧ください。

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消防設備士 乙種6類、7類のお勧めの参考書

乙種6類 、乙種7類に独学で合格するためのお勧めの参考書をご紹介します。

これだけやっておけば合格できる!と言われるほど合格者みんなが利用している参考書がありますので、そのシリーズをご紹介します。

もちろん私が合格した際にも同じ参考書を使いました。

乙種6類のお勧め参考書

本試験によく出る!第6類消防設備士問題集

消防設備士の受験対策と言えば工藤本!と言われるほど評価の高い、工藤 政孝さんの著書です。

私が乙種6類を受験した時はもちろん本書で勉強しましたし、乙種7類や甲種4類を受験した際にも工藤さんの著書で勉強して合格しました。

本試験によく出る問題を精選収録し、わかりやすく解説されています。

また、豊富な図解や重要度マークなど、効率良く学習するための工夫が満載です。

筆記試験は本書だけで十分合格レベルに達しますが、鑑別対策の問題演習量が心もとないので、次にご紹介する問題集と併用して確実に合格できる知識を身に着けましょう。

わかりやすい! 第6類消防設備士試験

工藤本の問題集です。

2023 年に改定され、最新の出題傾向に沿った練習問題が 270 問も掲載されています。

乙種6類は鑑別の出来が合否を分けます。

本書では鑑別の問題に十分対応できるよう、部品などの写真を豊富に使用して解説されており、ほぼ本試験と同じ内容とスタイルを採っていますので、模擬試験として十分に使える内容となっています。

消防設備士第6類 令和5年版 過去問題集

過去に出題された試験問題 407 問がジャンル別に収録されています。

本書の「テキスト」を読み、「過去問題」を解いて、「正解&解説」でチェックする、という流れを繰り返すことで、本試験問題を解く力が身につきます。

昔は本書のような消防設備士試験の過去問題集は出版されていなかったので私は使ったことがなかったのですが、Amazon のレビューを見てみるとどうやら過去問の類似問題が頻繁に出題されているようで、「本書1冊で合格した」「丸暗記で楽に合格した」「本書の内容がそのまま出題された」というレビューが大量に投稿されています。

レビューを引用し始めるとキリがないので、ご興味がある方は Amazon の商品ページでご覧ください。

乙種7類のお勧め参考書

乙種7類の参考書については、以前は乙種6類と同様に工藤さんの著書をお勧めしていたのですが、5年以上改定されておらず内容が古い可能性が高いので、別の評価の高い参考書をお勧めしています。

なお、乙種7類も最近は過去問題集が出版されているようなので、試験対策はこの1冊で十分でしょう。

消防設備士第7類 令和5年版 過去問題集

過去に出題された試験問題 333 問がジャンル別に収録されています。

過去問を理解することが試験に合格する一番の近道です。

乙種6類、7類を含む全類の勉強に役立つ参考書

〈6訂版〉消防設備アタック講座〈上・下巻〉

消防設備士試験の全ての類の対策に役立つ書籍です。

上下巻からなる大ボリュームで、図解でかなり詳しく解説されており、消防設備士の資格をこれから全部揃えようという方は絶対に準備することをオススメします!

もちろん私が甲種特類を含む全類を取得した際にも非常に役立ちました。

この書籍で勉強した内容が実技試験に出題されて助かった!という経験をしているだけに、私の周りで消防設備士を受験する人には必ず勧める書籍です。

消防設備士受験のために書かれた参考書ではないため、いわゆる問題集のような1問1答+解説形式にはなっていないのですが、教科書として非常に優秀です。

乙種6類,7類に合格できる勉強方法

筆記試験は参考書の知識を詰め込むのみ

筆記試験の勉強方法はシンプルで、ひたすら参考書を周回して知識を頭に詰め込むだけです。

各種法令や設備ごとの設置基準には細かい数値が出てきますので整理して覚えましょう。

計算問題が苦手な方もいらっしゃると思いますが、必要な数学の知識は中学~高校1年レベルで出題のバリエーションも多くないので、慣れてくると得点に繋がりやすくなります。

電気工事士試験のように設問数が多い試験ならば計算問題を捨てるという選択肢もアリですが、消防設備士試験は設問数が少なく1問が合否に与える影響が大きいので、計算問題は捨てずにきっちり理解しましょう。

実技試験は問題演習を数多くこなそう

「実技試験」というと身構えてしまう方が多いかもしれませんが、基本的には筆記試験で学んだ知識をベースに問題を解く形になりますので、筆記試験を高得点で合格できるレベルまで知識を詰め込み、理解しておくことが実技試験の合格への近道です。

鑑別には筆記試験の勉強では学ばない問題が出題され、知らないと解けない問題ばかりですので、複数の参考書を使用してとにかく数多くの問題演習をこなすことが得点に繋がります。

製図は練習をする前はなんとなく難しいイメージがあるかもしれませんが、出題パターンに傾向があるためしっかり練習を積めばむしろ得点源となります。参考書を何冊か用意して複数のパターンのしっかりマスターしておきましょう。

科目免除を受けないほうが有利になるって本当?

他類の消防設備士免状による「法令」と「構造・機能」の一部免除、電気工事士などの資格による「電気に関する問題」の免除は受けないほうが有利になるケースがあります。

消防設備士の科目免除については、「消防設備士 全類を約1年で取得できる受験の順番と科目免除の戦略」の記事に詳しく書いていますのでご覧ください。

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まとめ

この記事が消防設備士乙種6,7類を受験される方の参考になれば幸いです。