全類持ちが教える!消防設備士甲種5類に合格する勉強方法と参考書!

消防設備士

こんにちは!ビルメン米造です。

今回は、ビルメンの業務にも非常に関わりの深い資格、消防設備士甲種5類について、資格の概要、難易度や合格率、さらに僕が受験して合格した際の勉強方法や参考書などを紹介します!

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消防設備士 甲種5類の受験記

受験から5年以上経過していますが、消防設備士 甲種5類受験記を書いておきます。

平成24年8月に僕の地元で実施された消防設備士試験で甲種5類を受験して合格しました。

ちなみに、甲種5類受験の1週間後に他県で甲種4類・乙種6類・乙種7類を併願・複数受験し、こちらも合格しました。

全類持ちが教える!消防設備士甲種4類に合格する勉強方法と参考書!

全類持ちが教える!消防設備士甲種4類に合格する勉強方法と参考書!
消防設備士全類持ち現役ビルメンが教える!消防設備士の甲種4類の受験記、資格の概要、難易度や合格率、さらに僕が受験して合格した際の勉強方法や参考書!

勉強期間は試験前の約1週間です。平日は仕事から帰って寝るまで(3時間程度)休日は休憩をはさみながら1日中(10時間以上)勉強していたと思います。

個人的には、消防設備士 甲種の合格に必要な勉強期間は、上記のように毎日長時間勉強するとして、乙種7類以外は1種類につき3~10日程度必要だという実感です。

平日1日2時間、休日4時間などの短時間の勉強をコツコツ積み上げるタイプの人なら、乙種7類以外は1種類につき1週間~1ヶ月程度勉強すれば合格できるのではないでしょうか。

消防設備士 甲種5類の試験概要

まずは消防設備士 甲種5類受験資格科目免除などの試験概要を紹介します。

消防試験研究センターの試験案内から甲種5類の部分だけを分かりやすくまとめたものですが、概要はいいから試験対策について知りたいという方は読み飛ばしてください!

消防設備士 甲種5類で取り扱える設備

金属製避難はしご、救助袋、緩降機

米造
米造

甲種5類では避難器具について学びます!

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消防設備士 甲種5類の受験資格

消防設備士 甲種5類は誰でも受験できるわけではなく、規定の受験資格を満たす必要があります。

受験資格は学歴、実務経験、所有資格などに関する事項が複数規定されており、どれか1つに該当すれば受験することができます。

受験者のほとんどが所有資格によって受験資格を満たしていると思われますので、ここでは受験資格に該当する所有資格を紹介します。

学歴、実務経験等による受験資格は消防試験研究センターの試験案内で確認してください。

消防設備士 甲種5類の受験資格となる所有資格

  • 他の甲種消防設備士免状
  • 電気工事士
  • 電気主任技術者
  • 無線従事者資格 (陸上特殊無線技士など)
  • 管工事施工管理技士
  • 建築士
  • 配管技能士
  • ガス主任技術者
  • 給水技術者
米造
米造

まだどの資格も持っていないという人には、第二種電気工事士第一級陸上特殊無線技士の資格が簡単に取れるのでオススメです!

第二種電気工事士 技能(実技)試験WEB対策室 独学支援!

平成30年度 第二種電気工事士 技能(実技)試験WEB対策室 独学支援!
当ブログでは、平成30年度(2018年度)の第二種電気工事士試験の技能(実技)試験対策を独学で行う方を支援しています! 僕自身、第二種及び第一種電気工事士試験の技能試験を独学で練習して合格したのですが、技能試験対策を独学で行うと言って...

消防設備士 甲種5類の試験科目

【筆記】試験時間:2時間15分

  • 法令(共通8問、類別7問)
  • 基礎的知識(機械10問)
  • 構造・機能及び工事・整備(機械12問、規格8問)

【実技】試験時間:1時間00分

  • 鑑別等 5問
  • 製図 2問

【備考】

  • 筆記試験と実技試験は同時間内に行います。
  • 試験科目の一部免除を受ける方の試験時間は、短縮されます。
米造
米造

実技の科目は、電気工事士のように工具・器具を用いるものとは異なり、問題を読んで解答する筆記形式で行われます。

消防設備士 甲種5類の一部科目免除

消防設備士 甲種5類の科目免除が受けられる資格と、免除される内容は以下の通りです。

※技術士による免除は記載していません。

他の消防設備士 甲種のいずれかを取得している場合

  • 「法令」の共通部分(8問)が免除

電気工事士や電気主任技術者免状による免除は無い

甲種5類が他類が大きく異なる点は、「電気」に関する問題が一切出題されないことです。

そのため、電気工事士や電気主任技術者(電験)などの資格を持っていても、免除の対象となる科目がありません。

米造
米造

技術士による免除を除くと、甲種5類の受験科目のうち、他の資格によって免除される科目は「法令」の共通部分のみです!

消防設備士 甲種5類の合格基準

  • 筆記試験 … 3科目それぞれの正答率40%以上で、かつ、全体の出題数(解かなければいけない問題数)の正答率60%以上
  • 実技試験 … 全体の正答率60%以上
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消防設備士 甲種5類の受験者数と合格率、難易度

消防設備士 甲種5類の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H30 (8月のデータのみ)38931.1 %
H293,28037.8 %
H283,29836.7 %
H273,26532.1 %
H263,16632.8 %

消防設備士 甲種5類の最近5年間の合格率はおおむね35%前後で安定しており、難易度は「易しい」レベルです。

消防設備士 甲種5類の筆記試験に出題される計算問題は中学~高校1年レベルですので、ちょっとした復習程度でOKです。

また、必要な暗記量もさほど多くないため、一夜漬けは無理にしても、集中して勉強すれば短期間で合格レベルに達することができます。

必要な勉強時間の目安などは、本ページ上部の「受験記」の項に記載しています。

米造
米造

消防設備士試験はそんなに難しくないよ

また、消防設備士の試験には合格点に関して受験者にとって非常に有利な措置があります。

一般的な国家資格の試験では、合格となる正答率が60%と設定されている場合、1科目でも正答率60%未満の科目があれば不合格となります。

ところが消防設備士の筆記試験は、3科目全体の正答率が60%を超えていて、かつ正答率40%未満の科目がなければ合格となります。

つまり、3科目あるうち1科目が40%しか正答できていなくても、残りの2科目が70%以上正答できていれば平均が60%を超えますので合格となります。

同様に、2科目が40%しか正答していなくても、残り1科目が80%以上正答できていれば平均の正答率が60%ですので合格となります。

言うなれば「合格させるための措置」です。

ここまで受験者にとって有利な措置があることを考えると、筆記試験で落ちる人はあまりおらず、多くの人は実技試験(鑑別・製図)で落ちているのではないかと思われます。

消防設備士 甲種5類に合格できる勉強方法

筆記試験の計算問題は前述した通り中学~高校1年レベルで、出題のバリエーションも多くないので、何冊かの参考書に出題される内容をしっかり解けるようにしておけば正答できるでしょう。

基本的に法令や設置基準など暗記メインの勉強となりますが、あまり覚えることは多くないため、法令で85%以上の高得点を狙い、他の科目は60%以上の正答率を目指せば、筆記試験は短期間で合格レベルに達することができます。

ちなみに、難易度の項で書いたとおり消防設備士の筆記試験には受験者にとって有利な措置がありますので、法令で80%取れていた場合、他の2科目がそれぞれ40%しか取れていなくても筆記試験には合格できます。筆記試験は楽勝ですね!

米造
煽る米造

筆記試験で落ちる理由が分からない

実技試験もベースは筆記試験の知識

「実技試験」というと身構えてしまう方が多いかもしれませんが、基本的には筆記試験で学んだ知識をベースに問題を解く形になりますので、筆記試験を高得点でパスできるレベルまで知識を詰め込んでおくことが、実技試験の合格への近道です。

鑑別の中には写真を見て名称を答えるような問題も出題され、そういう問題はさすがに知らなければ解けませんが、全体を見ると筆記試験の知識が十分にあれば解ける問題が多いです。

米造
煽る米造

「参考書に載ってない問題だらけで解けなかった」は言い訳だよ

製図も練習をする前はなんとなく難しいイメージがあるかもしれませんが、しっかり練習を積めばむしろ得点源となりますので、参考書を何冊か用意して複数のパターンのしっかりマスターしておきましょう。

この他の勉強方法は?

消防設備士 甲種5類のように暗記がメインの資格試験では、綺麗にノートをまとめたり、だらだらとノートに覚えようとする内容を書くことは効率の悪い勉強方法です。

  • 綺麗にノートをまとめるのは時間の無駄!
  • 音読こそ最強の暗記方法!

具体的には以下の記事にまとめていますのでご覧ください!

僕が色々な国家資格に合格してきた勉強方法と使った参考書を全て教える!

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甲種5類に合格するためのオススメ参考書!

甲種5類に合格するためのオススメの参考書を紹介します!

消防設備士の参考書は、消防法が頻繁に改正される関係で、よく新板が出版されます。

そのため、ここでは僕が使用したものと全く同じではなく、同じ参考書の新板や同じ出版社の他のシリーズなどを紹介している場合があります。

〈6訂版〉消防設備アタック講座〈上・下巻〉

上下巻からなる大ボリュームで、図入りでかなり詳しく解説されており、消防設備士の資格をこれから全部揃えようという方は絶対に準備することをオススメします!
もちろん僕が消防設備士 甲種特類を含む全類を取得した際にも非常に役立ってくれました!
甲種ほぼ全類において、この書籍で勉強した内容が実技試験に出題されて助かった!という経験をしているだけに、僕のビルメン仲間で消防設備士を受験する人には必ず勧める書籍です!
消防設備士受験のための参考書ではないため、いわゆる問題集のような1問1答+解説形式にはなっていないのですが、教科書として非常に優秀です!
記事執筆時点ではAmazonでは品切れとなっていますが、楽天ブックスYahoo!ショッピングの一部の店舗では在庫があるようですのでお早めに!

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よくわかる! 第5類消防設備士試験 (国家・資格シリーズ 389) 第2版

2016年に出版され、Amazonのレビューでも非常に高い評価を得ている「よくわかる!国家・資格シリーズ」の2018年改訂第2版です!

この1冊で合格できた」というレビューが多いですが、確実に合格するためには本書ともう1冊やり込むと良いでしょう!

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こちらはAmazonのレビューの抜粋です!

2017年2月4日 5類の参考書はこれ!

5類の参考書の中では一番いいと思う。とてもわかりやすいし、合格するためだけなら、この1冊で十分。へんに他の参考書に手を出すと難しくて混乱すると思います。

2016年6月29日 よくわかりました。

説明も丁寧で(問題集と併用しましたが)一発合格出来ました。

本業が電気工事なので避難器具なんて、実際に扱ったことありませんでしたが、図が豊富でわかりやすかったです。

2016年7月25日 簡潔にまとめてありました。

先月、テキスト購入。今月受験。来月発表です。
受験してみて、このテキストをしっかりやっておけば合格点に達するものと思います。

よくわかる! 第5類消防設備士試験 (国家・資格シリーズ 389) 第1版 | Amazonレビューより

※改訂第2版にはまだレビューが無いため、第1版のレビューを引用しています。

図解でマスター 5類消防設備士

本書は、図や写真、イラストを豊富に盛り込み、試験合格後も実務に役立つように工夫した消防設備士 甲種5類の受験対策書です!

甲種5類の合格に必要な知識を図解でわかりやすく解説しています。

こちらも「この1冊で合格できた」というレビューがありますが、先に紹介した「よくわかる!」シリーズを終えた後の2冊目として取り組み、確実に合格するための力を付けましょう!

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まとめ

筆記試験には「合格率と難易度」の項に書いたとおり「合格させるための措置」がありますので、きちんと対策すれば落ちることはないでしょう。

実技試験の製図は、いくつかある出題パターンにしっかり対応できるように、複数の参考書を使って練習しておく必要があります。

初期出費を惜しんで不合格になってしまっては、最終的には参考書を買い足す、何度も受験地まで行くなど、時間もお金も余分にかけてしまうことになります。

これから受験される方においては、後悔が残らないようしっかり準備をしていただき、無事消防設備士甲種5類に合格できることを祈っています!

米造
米造

がんばってね!