全類持ちが教える!消防設備士甲種4類に合格する勉強方法と参考書!

消防設備士

こんにちは!ビルメン米造です。

今回は、ビルメンの業務にも非常に関わりの深い資格、消防設備士甲種4類について、資格の概要、難易度や合格率、さらに僕が受験して合格した際の勉強方法や参考書などを紹介します!

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消防設備士 甲種4類、乙種6類、乙種7類の受験記

受験から5年以上経過していますが、消防設備士 甲種4類乙種6類乙種7類受験記を書いておきます。

この写真の通り、消防設備士甲種4類と乙種6類、乙種7類を同じ日に併願・複数受験しました。

受験当日は午前中に乙種6類、午後から甲種4類と乙種7類の試験が実施されたと記憶しています。

この甲4・乙6・乙7の試験日の1週間前に甲種5類を受験し終えてから勉強を開始したので、甲種4類と乙種6類はそれぞれ3日ずつ、乙種7類は前日に数時間勉強しての受験となりました。

全類持ちが教える!消防設備士甲種5類に合格する勉強方法と参考書!

全類持ちが教える!消防設備士甲種5類に合格する勉強方法と参考書!
消防設備士全類持ち現役ビルメンが教える!甲種5類の試験概要、難易度や合格率、科目ごとの出題傾向、さらに僕が受験して合格した際の勉強方法や参考書などを紹介しています!

平日は仕事から帰って寝るまで(3~4時間程度)試験前日の土曜日は休憩をはさみながら1日中(10時間以上)勉強していたと思います。

乙種7類の勉強ついては、下記のように複数受験+免除ありという状況下では覚えることが非常に少なかったため、前日の勉強だけで合格できると判断して、試験前日の土曜日に3時間程度勉強して試験に臨みました。

  • 法令の共通部分は甲種4類と乙種6類で既に学習済み
  • 電気に関する部分は電気工事士免許による免除を受けるので勉強不要

個人的には、消防設備士 甲種の合格に必要な勉強期間は、上記のように毎日長時間勉強するとして、乙種7類以外は1種類につき3~10日程度必要だという実感です。

平日1日2時間、休日4時間などの短時間の勉強をコツコツ積み上げるタイプの人なら乙種7類以外なら1種類につき1週間~1ヶ月程度勉強すれば合格できるのではないでしょうか。

乙種7類は免除ありの場合は前述した通り非常に短時間の勉強で合格できます。

消防設備士 甲種4類の試験概要

まずは消防設備士 甲種4類受験資格科目免除などの試験概要を紹介します。

消防試験研究センターの試験案内から甲種4類の部分だけを分かりやすくまとめたものですが、概要はいいから試験対策について知りたいという方は読み飛ばしてください!

消防設備士 甲種4類で取り扱える設備

自動火災報知設備,ガス漏れ火災警報設備,消防機関へ通報する火災報知設備,共同住宅用自
動火災報知設備,住戸用自動火災報知設備,特定小規模施設用自動火災報知設備,複合型居住
施設用自動火災報知設備など
米造
米造

とにかく色々な用途の火災報知設備を扱えるようですね!

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消防設備士 甲種4類の受験資格

消防設備士 甲種4類は誰でも受験できるわけではなく、規定の受験資格を満たす必要があります。

受験資格は学歴、実務経験、所有資格などに関する事項が複数規定されており、どれか1つに該当すれば受験することができます。

受験者のほとんどが所有資格によって受験資格を満たしていると思われますので、ここでは受験資格に該当する所有資格を紹介します。

学歴、実務経験等による受験資格は消防試験研究センターの試験案内で確認してください。

消防設備士 甲種4類の受験資格となる所有資格

  • 他の甲種消防設備士免状
  • 電気工事士
  • 電気主任技術者
  • 無線従事者資格 (陸上特殊無線技士など)
  • 管工事施工管理技士
  • 建築士
  • 配管技能士
  • ガス主任技術者
  • 給水技術者
米造
米造

まだどの資格も持っていないという人には、第二種電気工事士第一級陸上特殊無線技士の資格が簡単に取れるのでオススメです!

第二種電気工事士 技能(実技)試験WEB対策室 独学支援!

平成30年度 第二種電気工事士 技能(実技)試験WEB対策室 独学支援!
当ブログでは、平成30年度(2018年度)の第二種電気工事士試験の技能(実技)試験対策を独学で行う方を支援しています! 僕自身、第二種及び第一種電気工事士試験の技能試験を独学で練習して合格したのですが、技能試験対策を独学で行うと言って...

消防設備士 甲種4類の試験科目

【筆記】試験時間:2時間15分

  • 法令(共通8問、類別7問)
  • 基礎的知識(電気10問)
  • 構造・機能及び工事・整備(電気12問、規格8問)

【実技】試験時間:1時間00分

  • 鑑別等 5問
  • 製図 2問

【備考】

  • 筆記試験と実技試験は同時間内に行います。
  • 試験科目の一部免除を受ける方の試験時間は、短縮されます。
米造
米造

実技の科目は、電気工事士のように工具・器具を用いるものとは異なり、問題を読んで解答する筆記形式で行われます。

消防設備士 甲種4類の一部科目免除

消防設備士 甲種4類の科目免除が受けられる資格と、免除される内容は以下の通りです。

※技術士による免除は記載していません。

他の消防設備士 甲種のいずれかを取得している場合

  • 「法令」の共通部分(8問)が免除

電気工事士免状 または 電気主任技術者免状 を取得している場合

  • 「基礎的知識」の「電気」に関する部分(10問)が免除
  • 「構造・機能及び整備」の「電気」に関する部分(12問)が免除

電気工事士免状を取得している場合

  • 実技試験の「鑑別」の問1が免除
米造
米造

電気工事士免状を持っていれば色々と免除されますが、実は免除しないほうが合格しやすいです!あとで詳しく説明します!

消防設備士 甲種4類の合格基準

  • 筆記試験 … 3科目それぞれの正答率40%以上で、かつ、全体の出題数(解かなければいけない問題数)の正答率60%以上
  • 実技試験 … 全体の正答率60%以上

消防設備士 甲種4類の受験者数と合格率、難易度

消防設備士 甲種4類の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H30 (7月のデータのみ)4,31934.1 %
H2919,03330.7 %
H2819,30133.2 %
H2718,95829.0 %
H2617,93635.0 %

消防設備士 甲種4類の最近5年間の合格率はおおむね30%台で安定しており、難易度は「易しい」レベルです。

消防設備士 甲種4類の筆記試験に出題される計算問題は中学~高校1年レベルですので、ちょっとした復習程度でOKです。

また、必要な暗記量もさほど多くないため、一夜漬けは無理にしても、集中して勉強すれば短期間で合格レベルに達することができます。

必要な勉強時間の目安などは、本ページ上部の「受験記」の項に記載しています。

米造
米造

消防設備士試験はそんなに難しくないよ

また、消防設備士の試験には合格点に関して受験者にとって非常に有利な措置があります。

一般的な国家資格の試験では、合格となる正答率が60%と設定されている場合、1科目でも正答率60%未満の科目があれば不合格となります。

ところが消防設備士の筆記試験は、3科目全体の正答率が60%を超えていて、かつ正答率40%未満の科目がなければ合格となります。

つまり、3科目あるうち1科目が40%しか正答できていなくても、残りの2科目が70%以上正答できていれば平均が60%を超えますので合格となります。

同様に、2科目が40%しか正答していなくても、残り1科目が80%以上正答できていれば平均の正答率が60%ですので合格となります。

言うなれば「合格させるための措置」です。

ここまで受験者にとって有利な措置があることを考えると、筆記試験で落ちる人はあまりおらず、多くの人は実技試験(鑑別・製図)で落ちているのではないかと思われます。

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消防設備士 甲種4類に合格できる勉強方法

筆記試験の計算問題は前述した通り中学~高校1年レベルで、出題のバリエーションも多くないので、何冊かの参考書に出題される内容をしっかり解けるようにしておけば正答できるでしょう。

基本的に法令や設置基準など暗記メインの勉強となりますが、あまり覚えることは多くないため、法令で85%以上の高得点を狙い、他の科目は60%以上の正答率を目指せば、筆記試験は短期間で合格レベルに達することができます。

ちなみに、難易度の項で書いたとおり消防設備士の筆記試験には受験者にとって有利な措置がありますので、法令で80%取れていた場合、他の2科目がそれぞれ40%しか取れていなくても筆記試験には合格できます。筆記試験は楽勝ですね!

米造
煽る米造

筆記試験で落ちる理由が分からない

科目免除は使わないほうが良い!

電気工事士などの資格による「電気」科目の免除は使わないほうが良いです!

なぜなら、出題される「電気」に関する問題は非常に簡単で、得点源になるからです。

僕は電気関係が得意にもかかわらず、甲種4類を受験した際には科目免除を使ってしまいました。

科目免除の有無に関わらず試験時に配られる冊子は全員同じものなので、免除した問題を見ることができるのですが、全問解き終えてふと「電気」に関する問題を見て驚きましたよ。

米造
米造

めちゃくちゃ簡単じゃないか!!免除するんじゃなかったー!!

「電気」の問題を免除してしまうと全体の問題数が減り、純粋に類別の専門的な問題しか出題されなくなります

これは次のように言い換えることもできます。

  • 全体の問題数が減る → 1問の点数が高くなる
  • 専門的な問題しか出ない → 難しい問題に当たる可能性が高くなる

見事に何のメリットもありませんね!

電気が苦手で勉強したくないという方以外は、免除するとむしろ不利になるので注意したほうが良いです!

実技試験もベースは筆記試験の知識

「実技試験」というと身構えてしまう方が多いかもしれませんが、基本的には筆記試験で学んだ知識をベースに問題を解く形になりますので、筆記試験を高得点でパスできるレベルまで知識を詰め込んでおくことが、実技試験の合格への近道です。

鑑別の中には写真を見て名称を答えるような問題も出題され、そういう問題はさすがに知らなければ解けませんが、全体を見ると筆記試験の知識が十分にあれば解ける問題が多いです。

米造
煽る米造

「参考書に載ってない問題だらけで解けなかった」は言い訳だよ

製図も練習をする前はなんとなく難しいイメージがあるかもしれませんが、しっかり練習を積めばむしろ得点源となりますので、参考書を何冊か用意して複数のパターンのしっかりマスターしておきましょう。

この他の勉強方法は?

消防設備士 甲種4類のように暗記がメインの資格試験では、綺麗にノートをまとめたり、覚えたい内容をだらだらとノートに書くことは効率の悪い勉強方法です。

  • 綺麗にノートをまとめるのは時間の無駄!
  • 音読こそ最強の暗記方法!

具体的には以下の記事にまとめていますのでご覧ください!

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甲種4類に合格するためのオススメ参考書!

甲種4類に合格するためのオススメの参考書を紹介します!

消防設備士の参考書は、消防法が頻繁に改正される関係で、よく新板が出版されます。

そのため、ここでは僕が使用したものと全く同じではなく、同じ参考書の新板や同じ出版社の他のシリーズなどを紹介している場合があります。

〈6訂版〉消防設備アタック講座〈上・下巻〉

上下巻からなる大ボリュームで、図入りでかなり詳しく解説されており、消防設備士の資格をこれから全部揃えようという方は絶対に準備することをオススメします!もちろん僕が消防設備士 甲種特類を含む全類を取得した際にも非常に役立ってくれました!

甲種ほぼ全類において、この書籍で勉強した内容が実技試験に出題されて助かった!という経験をしているだけに、僕のビルメン仲間で消防設備士を受験する人には必ず勧める書籍です!

消防設備士受験のための参考書ではないため、いわゆる問題集のような1問1答+解説形式にはなっていないのですが、教科書として非常に優秀です!

記事執筆時点ではAmazonでは品切れとなっていますが、楽天ブックスでは在庫があるようですのでお早めに!

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本試験によく出る! 第4類消防設備士問題集

消防設備士 甲種4類と言えば工藤本!と言われるほど評価の高い、工藤 政孝さんの著書です。僕が受験した際も、もちろん本書で勉強しました!

本試験によく出る問題を精選収録し、わかりやすく解説されています!

また、豊富な図解や重要度マークなど、効率良く学習するための工夫が満載です!

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消防設備士 4類 超速マスター

甲種1類や乙種6類でも出版されている超速マスターシリーズは、工藤本より解説が分かりやすいと言われるほど優秀な参考書です。

また、甲種1類では「超速マスターに掲載されている問題が実技試験にかなり出題された」というレビューもあるほど、試験問題を研究して作成された参考書です。

いくら工藤本が定番の参考書と言えども、1冊だけで合格を目指すのは運任せになってしまうため、2冊目に選ぶなら本書で決まりではないでしょうか。

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らくらくマスター 4類消防設備士 (鑑別×製図)試験

消防設備士の参考書としては珍しく、実技試験対策だけにフォーカスした参考書です!

筆記試験は前に紹介した2冊で十分合格レベルまで到達できますので、不安の残る実技試験対策の大詰めに本書を使用して準備万端で試験に臨みましょう!

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まとめ

筆記試験には「合格率と難易度」の項に書いたとおり「合格させるための措置」がありますので、きちんと対策すれば落ちることはないでしょう。

実技試験の製図は、いくつかある出題パターンにしっかり対応できるように、複数の参考書を使って練習しておく必要があります。

初期出費を惜しんで不合格になってしまっては、最終的には参考書を買い足す、何度も受験地まで行くなど、時間もお金も余分にかけてしまうことになります。

これから受験される方においては、後悔が残らないようしっかり準備をしていただき、無事消防設備士甲種4類に合格できることを祈っています!

米造
米造

がんばってね!