【図解】2019 年度 電気工事士技能試験 複線図の書き方公開中!

情報処理安全確保支援士に合格する参考書と勉強方法まとめ

情報処理安全確保支援士
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ビルメン米造
ビルメン米造

こんにちは!ビルメン米造 (@bill_yonezou) です!

平成 31 年度春期 (2019 年 4 月) の情報処理安全確保支援士試験 (SC) に合格しました!

この記事では、情報処理安全確保支援士試験 (以下、支援士試験と書きます) に合格するためのお勧め参考書と合格に向けたアプローチ、勉強のコツ、受験のコツなどを、僕が独学で合格した経験を基に紹介しています!

支援士試験の難易度と合格率の推移、ネットワークスペシャリスト試験や応用情報技術者試験など他の試験区分と比較した難易度などは以下の記事でご紹介していますのでよろしければご覧ください!

お勧めの参考書と合格するためのアプローチ

支援士試験に合格するためには次の 3 つのアプローチで勉強することをお勧めします!

3 つのアプローチ
  1. 支援士試験の参考書ではなく、技術や知識を学ぶための技術書で勉強する
  2. 支援士試験の参考書を用いて、技術書には載っていない試験範囲(ISMS や情報セキュリティマネジメントの基礎など)について学ぶほか、午後ⅠとⅡの記述式解答で点数がもらえる解答の書き方を学ぶ
  3. 過去問を数回分解いて実力チェック+解答の書き方を見直す

1. まずは専門書で情報セキュリティに関する技術・知識を学ぶ

ここではまず、1 つ目のアプローチのために、僕が支援士試験に出願する前から繰り返し読んでいたお勧めの書籍をご紹介します!

過去問だけでは断片的な知識しか学べませんが、これらの書籍で学習すれば情報セキュリティに関する幅広い知識を体系的に学ぶことができます。

支援士試験の対策としてはオーバースペックな書籍のため、理解するのが難しい部分は飛ばしてしまったとしても、2 , 3 周する頃には支援士試験に出題される技術や知識の大部分を網羅できていることでしょう。

試験まで時間があり余裕を持って勉強をできる方、試験に合格するだけではなく基礎から技術を学びたいという方には是非読んでいただきたい書籍です!

マスタリング TCP/IP 情報セキュリティ編

マスタリング TCP/IP 情報セキュリティ編
マスタリング TCP/IP 情報セキュリティ編

基本的な暗号技術、それらのセキュリティプロトコルへの応用、認証技術、Webアプリケーションへの多様化する攻撃手法の理解と対策などを扱っています。

支援士試験に出題される情報セキュリティ分野の知識については本書でほとんどカバーできます!

専門書としてはページ数が少なく薄めの書籍ですが、無駄な説明やコラムなどが無く、豊富な図と簡潔な解説で構成されているため、短期間で情報セキュリティに関する幅広い知識を学べます。

マスタリング TCP/IP 情報セキュリティ編 内容
マスタリング TCP/IP 情報セキュリティ編 内容

暗号技術入門 第3版

暗号技術入門 第3版
暗号技術入門 第3版

暗号技術の仕組みや情報セキュリティに興味がある方を対象とした書籍で、専門用語を多用していない読みやすい文章と図解によって初心者にも親しめる技術書です。

本書の公式コメントに「(支援士試験の前身の)情報セキュリティスペシャリスト試験の対策にも最適です。」とあるように、試験のことも意識して書かれた書籍ですので、試験対策に用いる参考書としても役立ちます!

暗号技術入門 第3版 内容
暗号技術入門 第3版 内容

2. 技術以外の試験範囲と試験対策に特化した勉強を行う

続いては、2 つ目のアプローチのための参考書をご紹介します!

ここでご紹介する参考書でも試験範囲の技術や知識を学べるため、1 つ目のアプローチを実行する時間がない方はここからスタートすると良いでしょう!

2019 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策

午前Ⅱの専門知識と午後問題の対策本です。

「午前問題のテーマ別対策と必要知識」で基本知識を確認した上で午後問題に取り組むという構成になっています。

午後問題は広い試験範囲の中から重要な 10 テーマに絞って解法のテクニックが解説されているため、出題される可能性の高い部分を重点的に対策できます。

このほか、過去問の活用術や、暗記必須の用語のまとめなど役立つ内容が満載です!

Amazon の情報セキュリティスペシャリストの資格・検定の本カテゴリでベストセラー 1 位の参考書の実力は本物です!

支援士 18 情報処理安全確保支援士試験 2018 年度 (春・秋)

本書は、支援士試験に合格するための 2018 年度の春と秋試験の過去問解説です。

午後 I と午後 II だけに特化して解説していて、午前問題には全く触れていません。

設問の技術的な解説だけではなく、問題文の解説や問題の解き方、答案の書き方にまで踏み込んだ書籍で、午後問題で得点を取ることに関しては本書で学ぶことが最適でしょう。

支援士試験には、この試験特有のテクニックがあり、それを習得した人が合格しています。本書で学ぶことで、試験に合格するコツや、セキュリティの本質を掴んでください!

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2019 年版

過去の試験傾向を分析し、合格に必要な知識が網羅された参考書です!

2019 年版にはまだレビューが少ないですが、2018 年版のレビューを見ると「この本だけで合格した」「この本をおおむね理解していれば合格できる」「このシリーズを買えば間違いない」と受験者から非常に高い評価を受けており、支援士試験に合格することに特化した参考書であることが分かります!

3 冊も参考書を準備するのは辛い場合は?

3 冊も参考書を準備しても使わないかもしれないし、費用が厳しいという方は以下の優先順位で準備することをお勧めします!

僕が支援士試験を受験する上で役に立ったと思う順番にお勧めしています。

  1.  2019 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策
  2.  支援士18 情報処理安全確保支援士試験
  3.  情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2019年版

決して 3 位の参考書が役に立たないという話ではありません。

“どうしても 1 冊か 2 冊に絞らなければならないならこの順番かな” と僕が感じただけで、全て素晴らしい参考書です!

3. 過去問を数回分解いて実力チェック+解答の書き方を見直す

最後に 3 つ目のアプローチを実行しましょう!

過去問は以下のリンク先の IPA 公式サイトで無料で閲覧が可能です!

最新の試験から 2017 年度春期までの試験は「情報処理安全確保支援士試験」の過去問を、それより古い試験回は「情報セキュリティスペシャリスト試験」の過去問を解いてみましょう。

支援士試験に合格するための勉強の流れ

ここからは、僕が支援士試験に合格するために実施した勉強の流れをご紹介します。

なお、出願時点での僕の基礎知識や IT 関係の保有資格などは次の通りです。

出願時点での基礎知識等
  • IT 関連の実務経験は一切無し。IT 関連の保有資格も無し。
  • 以前からネットワークやセキュリティ、プログラミングなど ICT には興味があったので趣味で勉強していた。この段階で得ていた知識が非常に役立った。
情報処理安全確保支援士試験に合格するまでの勉強の流れとコツ
  • 試験 の
    1 ヶ月以上前
    専門書で技術・知識を学ぶ

    この段階ではまだ試験に特化した勉強は行いません。

    お勧め参考書の項でご紹介した以下の 2 冊を用いて 情報セキュリティに関する知識を学びます。

    この 2 冊の書籍に登場する技術・知識を広く浅く理解しておけば、支援士試験に出題される技術的な内容はまずカバーできます。

    大事なことなのでもう一度言いますが、 試験に合格することを目標にするなら、 この 2 冊の理解度は広く浅くで OK です。

    支援士試験にはある技術を深く掘り下げた問題などは出題されません。

    情報セキュリティに関する広く浅い知識と並程度の文章読解力があれば必ずクリアできる試験です。

    この段階では、その “広く浅い” 情報セキュリティに関する知識を学ぶことに徹しましょう。

    なお余談ですが、本当に情報セキュリティに興味があるなら、この 2 冊で広く浅く試験対策をして、合格したらその後一切開かないなんてことができるはずがありません!

    それほど奥深く、興味の尽きない参考書です!

  • 試験 2 週間前
    午後問題の対策を開始

    試験 2 週間くらい前からは午後問題の対策に特化した勉強を始めます。

    午後問題の記述式の解答は、簡単に書けそうで意外と書けないものです。

    問われていることをに対する解答を頭の中で整理し、それを指定の文字数に収める練習が必要になります。

    午後問題の記述式解答で点数を稼ぐコツとしては、例えば以下の 3 点があります。

    • 解答には設問中で用いられている用語を使用する
    • 指定文字数の 70 % 以上は埋める
    • 設問に対して的確に答える (ズレた答えを書かない)

    3 つ目の「設問に対して的確に答える」などは非常に重要なポイントです。

    例えば「~の目的は何か?」という問いに対しては「~(目的)のため」と答えるのが正解なのですが、いざ自分が試験を受けるとなると「~だから」のようにズレた解答をしてしまう人が多いのです。

    午後問題は “こういう設問に対してはこう答える” というパターンがいくつかありますので、ご紹介した参考書を用いて対策をするための期間を設けましょう。

  • 試験 1 週間前
    過去問で午後問題の実力チェック & 午前問題の対策を行う

    午前問題は試験直前に適当に対策すれば OK です。

    午前Ⅰ対策は、応用情報技術者試験の午前問題を 3 年分くらい繰り返し解きましょう。

    午前Ⅱ問題については、この時点で午後試験に合格できるレベルに達していれば対策など必要ないくらい簡単なのですが、一応過去問を 3 年分くらい解いておきましょう。

    初見でも合格ラインの 60 % は解けるはずです。

    午前問題の対策のために数週間~数ヶ月も時間を取る必要はありません。

    参考書も買い足す必要は無く、情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2019年版があれば十分です。

  • 試験本番
    午後問題の設問選択が合否のカギ!

    試験本番では午後問題の設問選択が合否のカギを握ります。

    午後Ⅰでは 3 問中 2 問を、午後Ⅱでは 2 問中 1 問を選択して解答します。

    試験開始後の数分で問題をザッと読んで解答する設問を選択する必要があります。

    多くの受験者は知識問題 (単語を答えるだけだったり、解答を選択肢から選ぶ問題) が解けるかどうかで解答する設問を選択しますが、個人的にはその方法はお勧めしません。

    設問をさっと見ただけで問われている技術的なことや全体の流れが理解できるものを選ぶべきです。

    僕が受験して合格した平成 31 年度春期の午後Ⅱの問題を例に挙げると、

    問 1 は無線 LAN 通信やマルウェア感染後の調査と対策についての技術的な内容に終始しているのに対して、

    問 2 は技術的な内容の記載が少なく、セキュリティインシデント発生後の調査・対応について問われている印象を受けました。

    知識問題についても、問 1 は少し考えなければ解答が出せない問題が多かったのに対して、問 2 は “コレは正答が分かる、コレはわからない” という問題がはっきりしていました。

    おそらく多くの受験者がそうだったと思いますが、問 2 の最初の知識問題 3 問 (設問 1 の a,b,c) は僕もわかりませんでした。

    いきなり最初の 3 問を落とすのは辛いですが、全体としては問 2 のほうが解答しやすいと判断して問 2 を選択したところ、最初の 3 問以外の知識問題は非常に簡単で、記述式問題も答えやすい問題ばかりでした。

    結果として午後Ⅱは 80 点の得点で合格していましたので、落とした最初の 3 問以外はそれなりに良く出来ていたのだと考えています。

    長くなりましたが、午後問題の設問は知識問題が解けるかどうかではなく、全体の流れが理解できる問題を選んだほうが良い、という実例をご紹介しました。

ひとまず、情報処理安全確保支援士試験 (SC) に合格するためのお勧め参考書と勉強の流れ、勉強のコツは以上になります。

この記事が支援士試験を受験される方の参考になれば幸いです!

支援士試験の難易度と合格率の推移、ネットワークスペシャリスト試験や応用情報技術者試験など他の試験区分と比較した難易度などは以下の記事でご紹介していますのでよろしければご覧ください!