応用情報技術者試験に独学で合格するお勧め参考書と勉強方法

応用情報技術者
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ビルメン米造
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この記事では、独学で応用情報技術者試験に合格するためのお勧めの参考書と勉強方法をご紹介しています!基本情報技術者試験からステップアップしたい方だけでなく、情報技術について学んだことがない方でもいきなり受験して合格することが可能です!

この記事はこんな方にお勧めです!
  • 応用情報技術者試験に挑戦したいけれど良い参考書や勉強方法がわからない
  • 基本情報技術者試験やITパスポート試験に合格したのでワンランク上の試験に挑戦したい
  • 情報処理技術者試験の受験は初めてだけどいきなり応用情報技術者試験に挑戦したい
  • 就職・転職活動を行う上で情報技術に関する知識を持っていることを証明したい

応用情報技術者試験の出題分野と傾向

午前試験の出題分野と傾向

応用情報技術者試験の午前試験の出題分野は基本情報技術者試験とほぼ同じですが、より深く掘り下げた内容が出題されます。具体的な出題分野と設問の概要は以下の通りです。

午前試験の出題分野と設問の概要

試験時間150分。四肢択一式80問出題され全問解答。100点満点中60点以上で合格。

  • 問1-問50:テクノロジ系(コンピュータ科学基礎・ハードウェア・稼働率・ソフトウェア・論理回路・データベース(SQL、正規化)・ネットワーク・セキュリティ・設計)
  • 問51-問60:マネジメント系(DFD・開発規模、工数など)
  • 問61-問80:ストラテジ系(全体計画立案・業務改善・契約タイプ・経営戦略・ABC分析・利益や費用の計算・関係法規など)

午前試験は、これらの幅広い範囲の中から用語の意味を問うだけや簡単な計算をするだけの浅い知識が出題されるため、対策方法としては広く浅く勉強することが有効です。

出題傾向はここ数年全く変わっておらず、過去問題と全く同じ問題と若干改変されただけの問題だけで出題数の半分以上を占めています。

基本情報技術者試験に合格されている方は基本情報受験時と同じ勉強方法で合格できるでしょう。

いきなり応用情報技術者試験を受験される方でも、このあとご紹介する試験範囲を完全にカバーした参考書と過去問題集を使って対策をすれば午前試験は確実に合格することができます。

午後試験の出題分野と傾向

応用情報技術者試験の午後試験の出題分野と設問の概要は以下の通りです。

午後試験の出題範囲と設問の概要

試験時間150分。100点満点中60点以上で合格

試験問題は記述式で11問出題され、5問に解答する。

1問(情報セキュリティ)が必修。残り4問は以下の10問(10分野)から選択して解答する。

  1. ストラテジ分野全般
  2. プログラミング
  3. システムアーキテクチャ
  4. データベース
  5. ネットワーク
  6. 組込みシステム開発
  7. 情報システム開発
  8. プロジェクトマネジメント
  9. サービスマネジメント
  10. システム監査

午後試験の出題形式については、試験対策を効率よく行う上で重要ですのでよく覚えておいてください。情報セキュリティは必修で、残り4問は10分野の中から選択して解答する形式です。

試験の出題傾向はここ数年全く変わっておらず、上述した全11分野が出題されています。

午後試験対策には、午前・午後共通の参考書及び問題集を用いて基礎知識と問題を解く地力を身につけるほか、午後試験を重点的に対策する参考書を一冊やり込み、先に学んだ基礎知識の応用力を身につけるという流れが非常に効果的です。

応用情報技術者試験対策にお勧めの参考書

午前・午後試験の両方の対策ができる参考書

応用情報技術者試験の午前試験対策には技術評論社が出版する参考書がお勧めです。

下図をご覧いただくと分かるように、最小限の学習時間・手間で効率よく合格するための「絞り込む」参考書と、試験範囲を網羅した「幅広い」参考書が出版されていますが、確実に合格するためには前述した通り広く浅く勉強することが有効ですので、ここでは幅広く学べる参考書と過去問題集をご紹介します。

技術評論社が出版する基本情報技術者試験 対策書籍の特徴
技術評論社が出版する基本情報技術者試験 対策書籍の特徴 (画像:Amazon より)

ここでご紹介する参考書と過去問題集を使えば午前試験の対策はバッチリで、午後試験を解く上で必要な基礎知識が十分に身につきます。

参考書 – 令和02年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本

全752ページという大ボリュームで応用情報技術者試験の出題範囲を全網羅した午前・午後試験の両方に対応した定番テキストです!

最新の出題傾向に合わせて改訂されており2020年 (令和2年) 春季・秋期試験に対応しています。(最新シラバスVer6.0に対応)

752ページというと覚えることが膨大で終わらないのではないかと思われるかもしれませんが、図表を豊富に用いてわかりやすく説明しているからこそのボリュームで、初学者でもテンポ良く学習を進められます。

スマホやPCからアクセスできるWEBアプリ「DEKIDAS-WEB」を使えば、最新14回分の午前問題にいつでもどこでも挑戦できます。一問一答形式や年度・ジャンルごとの問題選択も可能で、自動採点・弱点分析機能付きです。

令和02年【春期】 応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集

広範な出題範囲をカバーしなければならない応用情報技術者試験では、出題動向を知り、傾向をしっかりと把握して、頻出問題の解法を抑えておくことが合格の決め手となります。

最新過去4回分の本試験問題・解説を収録し、さらにH22年度春期~H29年度秋期の問題・解説のダウンロード特典がついた、本過去問題集の問題を繰り返し解くことにより、短期間でも出題傾向を理解し、合格力を高めることができます。

詳細かつ丁寧な解説には図解も満載で、合格を強力にサポートする受験者必携の問題集です。

午後試験を重点的に対策する参考書

2020 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (重点対策シリーズ)

午後問題を解くために必要な着眼点、問題文の読み方を丁寧に解説した、午後試験対策に特化した参考書です。

「応用情報技術者試験の午後対策といえば重点対策」と多くの受験者に支持されている参考書で、本書の2019年版のAmazonのレビューも非常に高評価です。

  • 単に試験で問われる知識だけでなく、試験問題を読むためのコツや解くためのノウハウについて解説されている
  • 過去に何度か試験に落ちてしまったが、本書で勉強したら合格できた
  • 午後試験対策はこの一冊だけで合格できる

応用情報技術者試験の勉強方法と受験戦略

午前試験の勉強方法

まずは参考書を2周ザッと目を通しましょう。ここで完璧に覚えようとする必要はありません。

最終的に参考書は午前試験の過去問題や午後試験を解く際に辞書のような位置づけで何度も参照して使用することになります。応用情報技術者試験にはどういう分野が出題されるのかを把握するとともに、ある用語が出てきたときに「そういえば参考書にこの用語の解説があったな」と思い出せる程度で良いです。

参考書を2周し終えたら過去問題集を解き進めます。

過去問題集は「何周する」という目安ではなく、理解度を目安にして達成できるまで何度も繰り返し演習を行いましょう。過去 6 回分の試験が全て 90 %以上正答できるようになれば本試験もほぼ確実にクリアできるので、これを目安にすると良いでしょう。

過去 6 回分全て 90 %以上正答というと難しそうに感じるかもしれませんが、午前試験は過去問の使いまわし問題がかなり出題されるので、達成するのにそんなに時間はかかりません。

問題と答えを丸暗記してしまわないように注意しましょう。これをやると午前試験は簡単にクリアできますが、午後試験の対策に相当時間がかかりますし、何より試験に合格できたとしても何も身につきません。

午後試験の受験戦略

情報セキュリティ以外に得意分野を5つ見つける

午後試験の対策を効率よく行うための戦略として、午前試験の対策をしながら「情報セキュリティ」以外の得意分野を5つ見つけましょう。

「午後試験の出題分野と傾向」の項でご説明した通り、午後試験では「情報セキュリティ」が必修で残り10分野の中から4分野を選択して解答します。

午後試験の出題分野

1問(情報セキュリティ)が必修。残り4問は以下の10問(10分野)から選択して解答する。

  1. ストラテジ分野全般
  2. プログラミング
  3. システムアーキテクチャ
  4. データベース
  5. ネットワーク
  6. 組込みシステム開発
  7. 情報システム開発
  8. プロジェクトマネジメント
  9. サービスマネジメント
  10. システム監査

もちろん10分野全ての対策を行うのが理想ですが、対策に時間がかかりますし、1つ1つの分野の理解が浅くなりがちです。また、正直興味が湧かない分野もあると思います。

そこで、情報セキュリティ以外の10分野から得意な5分野だけを集中的に勉強することで、勉強効率アップと試験対策にかかる時間を短縮する戦略をお勧めします。

試験では情報セキュリティを除くと残り4問解けば良いのに1つ多い5分野を勉強する理由は、対策した分野の問題が難しくて解けなかった場合の保険をかけるためです。

「それなら10分野全部勉強して受ければいいんじゃ…」と思われる方もいらっしゃると思います。

しかし、前述したように勉強する分野が多くなればなるほど1つ1つの分野の理解度が浅くなったり、興味の有無や得意不得意によるモチベーションの問題もあり、かけた時間と成果が比例しなくなってきます。

また、今後IT業界で働くことを見越して応用情報技術者試験を受験する場合でも、この10分野全てに精通している必要がそもそも無いのです。

これらの理由から、午後試験の対策は情報セキュリティ以外に5分野か多くても6分野を集中的に行うことをお勧めしました。

午後試験の勉強方法

午前試験の対策を終え、情報セキュリティ以外の得意分野を5つか6つ決定したら午後試験の対策を始めましょう。

重点対策本の中から情報セキュリティと絞り込んだ得意分野の問題だけを解き進めます。わからない用語が出てきたらそのつど参考書 (合格教本) を開いて確認し、覚えていきましょう。

重点対策本を何周か終えたら、最新5,6回分の実際の過去問に挑戦しましょう。

時間を計りながら過去問演習を行うことは試験対策として極めて有効です。

実際に試験問題を解き進めると、意外と問題文の見落としのような小さなミスをしてしまうことに気づくことがあります。対策中に何度かミスをすることで、本試験では同じことを繰り返さないように注意できるのです。

おわりに

応用情報技術者試験は、情報技術を学んだことがない方にとっては試験に合格するまでに必要な期間が長く大変な試験ですが、問われている内容は基本的なことなので、本記事でご紹介した書籍等を使用して知識・技術を身につけていけば確実に合格できます。

本記事が応用情報技術者試験を受験される方の参考になれば幸いです。

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応用情報技術者試験の合格者は、合格後2年間は高度試験の午前Ⅰ科目が免除される制度を利用できます。

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