電気通信主任技術者(伝送交換・線路)の難易度と合格率、資格の需要

資格免許証の画像電気通信主任技術者
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この記事では、電気通信主任技術者試験 (伝送交換・線路)の合格率の推移と難易度、就職・転職市場での資格の需要について、伝送交換線路の両種別を独学で取得した著者が解説しています!

それぞれの種別に合格するためのお勧め参考書と勉強方法は以下の記事でご紹介していますので併せてご覧ください!

電気通信主任技術者 (伝送交換) の合格率・難易度

合格者数・合格率の推移から見る難易度

電気通信主任技術者(伝送交換) 申請者数・受験者数・合格者数・合格率
  申請者数受験者数合格者数合格率
H21第1回2,8102,35549620.6%
 第2回3,3672,79646116.5%
H22第1回3,1032,60438814.9%
 第2回3,5342,84463222.2%
H23第1回2,9582,49651620.7%
 第2回3,4312,75962422.6%
H24第1回2,8102,32841818.0%
 第2回3,2002,46641616.9%
H25第1回3,0332,48835614.3%
 第2回3,3942,68954620.3%
H26第1回2,8902,36837115.7%
 第2回3,5532,86954819.1%
H27第1回3,2832,75257821.0%
 第2回3,8253,03765921.7%
H28第1回3,1962,67848618.1%
 第2回3,4682,79247617.0%
H29第1回2,9882,43757123.4%
 第2回3,1772,52164825.7%
H30第1回2,4491,96954827.8%
 第2回2,9192,30467529.3%
R1(H31)第1回2,3521,91447524.8%
R1第2回2,7942,23463628.5%

電気通信主任技術者 (伝送交換) の合格率は、ここ数回は 25% 前後で推移しており、「やや難しい」レベルです。

工事担任者資格からのステップアップとして受験される方や、情報技術 (IT) に明るい方にとってはそれほど難しい試験ではありません。

特に、第一級陸上無線技術士を取得している方が受験する場合は、全 4 科目の中で一番難しい「専門的知識」の科目を含む 2 科目が免除されるほか、残る 2 科目のうちの 1 つ「設備管理」の出題内容は陸上無線技術士試験と被る部分もあるため非常に簡単に取得可能です。

これらの前提知識が無い状態から受験する場合、4 科目一発合格は難易度が高くなりますので長期的な計画を立てて取り組む必要があります。

電気通信主任技術者 (線路) の合格率・難易度

合格者数・合格率の推移から見る難易度

  申請者数受験者数合格者数合格率
H21第1回1,2681,11931828.4 %
 第2回1,3971,20225721.4 %
H22第1回1,2711,08324122.3 %
 第2回1,4241,15318916.4 %
H23第1回1,1881,02420419.9 %
 第2回1,4041,19022218.7 %
H24第1回1,2371,04514814.2 %
 第2回1,3571,11725923.2 %
H25第1回1,21799911811.8 %
 第2回1,2711,02913212.8 %
H26第1回1,11091712713.8 %
 第2回1,2491,03722822.0 %
H27第1回1,09193715716.8 %
 第2回1,3691,12716814.9 %
H28第1回1,1901,00225325.2 %
 第2回1,2981,06324423.0 %
H29第1回1,12992014315.5 %
 第2回1,2741,03933432.1 %
H30第1回93776923330.3 %
第2回1,14691529332.0 %
R1(H31)第1回1,00484819222.6 %
R1第2回1,14893831033.0 %
電気通信主任技術者 (線路) の受験者数・合格者数・合格率の推移の表

電気通信主任技術者(線路)の合格率は10%台~30%台前半と、試験回によってかなり難易度に差があり、平均的に見るとやや難しいレベルです。

合格するだけなら簡単!

伝送交換線路の両種別に合格した経験からぶっちゃけて言うと、試験に合格して資格を取得することだけを考えた場合、電気通信主任技術者の難易度は大して高くありません。

一言で言うと、電気通信主任技術者は ”全く理解していなくても合格できてしまう” 試験です。

電気通信主任技術者に限らず、データ通信協会が実施する「工事担任者」、日本無線協会が実施する無線従事者資格 (第一級総合無線通信士を除く) は、過去問を数年分丸暗記すれば合格できてしまいます

第一級総合無線通信士は高度な電気通信術(モールス信号送受信)の技術が必要ですので、生半可な覚悟では合格できません。

一般に難しいと言われ、持っていればほとんどの無線局の技術操作が行える第一級陸上無線技術士ですら、過去問丸暗記で簡単に合格できます

僕みたいな低学歴ビルメンが電気通信主任技術者の伝送交換と線路工事担任者(AI・DD総合種)第一級陸上無線技術士を全て持っているということがそれを証明していると言えます(笑)

資格の勉強が苦手でどう進めれば良いのかわからない、どの参考書を使えば良いのかわからないという方は「資格試験の勉強方法。学歴が無くても、働きながらでも難関資格を取れる【綺麗なノート作りは時間の無駄】」の記事が参考になるかもしれません!

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電気通信主任技術者の需要

需要はゼロではないが、かなり少ない

大手転職サイトのリクナビネクストで「電気通信主任技術者」と検索してみると、本記事執筆時点で求人数が多いサイトでは20件台、少ないサイトでは1桁台と、数は少ないものの求人がヒットしました。

一方、似たような資格名ですが難易度も需要も桁違いの「電気主任技術者」で検索してみると、求人数が少ないサイトでも100件台、多いサイトでは500件以上と求人の数も桁違いで、 “電気主任技術者を採用したい”という採用側の考えが伝わってくる求人が多いです。

電気通信主任技術者でヒットした求人を出している企業の多くは誰もが名前を知る大手企業ですが、「下記いずれかの資格をお持ちの方優遇」や「下記の資格をお持ちの方歓迎!」といった文言と共に、他の電気関係や設備関係の資格の中に電気通信主任技術者が並んでいるケースが多く、”電気通信主任技術者を積極的に採用したい”というわけでは無さそうです。

実務経験無しで資格だけ持っていても役に立たない

これは電気通信主任技術者に限ったことではありません。

転職サイトには「資格を持っていれば未経験可」という求人が多いですが、20 代前半の第二新卒ならいざ知らず、20 代後半以降の他業種で働くド素人を資格を持っているからという理由だけで採用してくれるほど転職は甘くありません。

電気通信主任技術者を両種別持っているからと言って、僕のような 30 代の業種未経験者が「電気通信主任技術者の資格保持者 尚可」と記載されている高待遇求人に応募したとしても、ただの資格マニアだと判断されて書類選考で落とされるのがオチです。

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