こんにちは!米造です!
今回は、僕が実際に電気工事士技能試験に合格した際に使用した工具セットとワイヤストリッパのお勧めを1セットだけ紹介します!
いくつもの商品と適当な説明を並べて「どれでも好きなの選んで買ってね」なんて無責任なことはしません!
僕が実際に技能試験の練習と本番で使用した、これなら絶対お勧めできるというセットです!
ちなみに僕は第二種電気工事士試験および第一種電気工事士試験の両方に合格しており、そのどちらの技能試験でも、これから紹介する工具セット+ワイヤストリッパを使用しました。
電気工事士技能試験 – 基本の工具セット
「基本の工具」とは、電気工事士技能試験を受験するにあたって準備必須の、次の6種類の工具のことを言います。ただし、候補問題の内容によっては使用しない工具もあります。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- ウォーターポンププライヤー
- ベンチ
- 圧着ペンチ
- 電工ナイフ
僕が電気工事士技能試験を受験した際には、これらの工具だけが含まれる以下のセットを準備しました。
完全に同じ商品ではなく、僕が使用したセットの2018年版のご紹介ですが、付属の工具入れの色が変わっていたり、冊子の内容が2018年版である以外は僕が持っているものと同じです。
![]() | ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験 工具セット DK-19-2018 |
余計なDVDが含まれていないため価格が抑えられている非常に人気のセットです。技能試験の試験日が迫るにつれて品薄になりますので、早めに準備しましょう!
電気工事士技能試験 – ワイヤストリッパ
MCC(松阪鉄工所)というメーカーのワイヤストリッパです。
MCCはレンチ、カッター、ストリッパなどを製造しているメーカーで品質には定評があります。
僕が使用したワイヤストリッパは下の画像のもので型番はVSS-1620ですが、2018年現在では新しいモデル(VS-R(L)1623)が登場していますので、そちらをご紹介します!
VSS-1620の新モデルVS-R(L)1623は「右利き用」と「左利き用」それぞれのタイプが販売されており、刃も付け替え可能になりました!
他の握るタイプの高機能ストリッパは右利き用に作られているものが多く、左利きの受験者はまず右手で扱うことに慣れる必要がありますが、VS-R(L)1623はその手間から開放されます!
![]() | MCC VA線ストリッパ エボリューション VS-R1623 |
記事執筆時点(2018年6月7日)で既にAmazonでも楽天でも品薄となっています。
楽天のショップに関しては、品切れになっていないショップを複数記載しています。
握るタイプのストリッパは同じような形をした商品が多いので「どれも似たような性能じゃないの?」と考えてしまうかもしれませんが、似ているのは見た目だけで性能は商品によって全く異なります!
粗悪品は電線の被覆が綺麗に剥けない、芯線に傷をつけてしまう、刃が簡単に欠けるなど、不安要素がてんこ盛りで、正直使わないほうがマシなレベルです。
VS-R(L)1623は信頼できるメーカー(MCC)の製品ですので、多少割高ですが試験をスピーディーかつ正確に進めるために是非とも準備することをお勧めしたい工具です!
ワイヤストリッパだけは良いものを買うべき!
基本の工具は今回紹介したような安いセットで揃えておけばOKです。
何より重要なのはワイヤストリッパです!ワイヤストリッパの品質が一番重要!
技能試験の作業の大半はケーブルおよび芯線の被覆剥きに時間をかけることになります。
また、被覆周りに関してはさまざまな欠陥が設定されており、合否に深く関わる部分です。
試験に合格すれば資格は一生モノですが、落ちたらまた来年練習し直して時間をかけて試験会場まで行って受験して…という風にお金も時間も余計にかけることになります。
「ワイヤストリッパなんて使わない、ナイフで十分」という方は別ですが、どうせ3,500くらいのお金を出して↓のワイヤストリッパを買うくらいなら、もう少し足して高機能なワイヤストリッパを準備して楽に試験を進めたほうが良いと思いませんか?
僕はそう考えて高機能なワイヤストリッパを準備した結果、第二種電気工事士も第一種電気工事士もスムーズに合格できましたので、良い投資をしたと満足しています!
今年受験される皆さんが良い選択をして、技能試験に合格できることを願っています!
本ブログでは技能試験候補問題の複線図の書き方や施工例も解説していますのでよろしければ参考にしてください!

本記事では工具をご紹介しましたが、安く買えるお勧めの材料セットも知りたいという方には以下の記事も参考になるかもしれません!
電気工事士技能試験の材料を安く買いたい方にお勧めの厳選1セット
