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【図解】2019年度 第二種電気工事士 候補問題No.8-B 複線図の書き方解説

複線図の書き方【図解】
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この記事では、平成30年度(2018年度)の第二種電気工事士 技能試験の候補問題No.8(パターンB)の複線図の書き方を解説しています!

パターンBとは?

平成30年度(2018年度)の第二種電気工事士 技能試験の候補問題No.8の単線図は以下の通りです。

(図中の赤丸は僕が入れたものです)

事前に公表される候補問題には施工条件が記載されていません。

候補問題No.8においては、赤丸で示しているアウトレットボックスと端子台の間電線が3本で施工するよう出題されるパターンと、2本で施工するよう出題されるパターンがあります。

本ブログでは、電線3本で施工するパターンをパターンA電線2本で施工するパターンをパターンBとして、それぞれのパターンの複線図の書き方を紹介しています。

この記事では、電線2本で施工するパターンBの複線図の書き方を紹介します。

平成30年度(2018年度)技能試験 候補問題No.8 単線図

単線図から読み取れること

・施工図の左の方はごちゃごちゃして難しそうに見えますが、施工省略なので難しく考えなくて良いです。

・電源からアウトレットボックスまでの電線は丸型2.0mm2心を使用する

・「イ」「ロ」「ハ」のスイッチを操作するためのリモコンリレーは端子台で代用する

・「イ」のリモコンリレーで「イ」の引掛シーリング(丸型)を点灯させる

・「ロ」のリモコンリレーで「ロ」のランプレセプタクルを点灯させる

・「ハ」のリモコンリレーで「ハ」の引掛シーリング(角型)を点灯させる(器具施工省略)

使用する器具一覧

  • 端子台(6端子:リモコンリレーの代用)
  • ランプレセプタクル
  • 引掛けシーリング(丸型)
  • アウトレットボックス

単線図から複線図を書く手順

単線図を基に、以下の手順で複線図を書いていきます。

  1. 配線図と同じ場所に器具を配置する
  2. 電源の接地側(白)と電灯(器具)をつなぐ
  3. 電源の非接地側(黒)とリモコンリレー(端子台)をつなぐ
  4. リモコンリレー(端子台)と電灯(器具)をつなぐ
  5. 電線の色やリングスリーブの刻印などの注意事項を書く

それでは、手順に従って複線図を書いてみましょう!

1. 配線図と同じ場所に器具を配置する

まずは単線図を基に、下図のように使用する器具を全て配置します。

スイッチと対応する器具が分かるよう、「イ」「ロ」「ハ」の記号を入力します。

2. 電源の接地側(白)と電灯(器具)をつなぐ

電源の接地側(白)の電線を電灯(器具)に繋ぎます。

電線同士を接続する箇所は、あとで見直してひと目で分かるよう黒丸「」などの印を付けましょう。

3. 電源の非接地側(黒)とリモコンリレー(端子台)をつなぐ

前述したとおり、今回はアウトレットボックスと端子台の間の電線が2本のパターンを想定しています。

電線が2本のパターンでは、まず電源の非接地側(黒)端子台の「イ」を直接接続します。

続いて、「イ」から渡り配線で「ロ」に、「ロ」から渡り配線で「ハ」に接続する形になります。

渡り配線は必ず黒色の電線を使用します。

ちなみに、これがもし電線が3本のパターンであれば、電源の非接地側(黒)端子台の「イ」「ロ」「ハ」がそれぞれ直接接続される形になります。詳しくはパターンAの記事で解説しています。

【図解】平成30年度 第二種電気工事士 候補問題No.8-A 複線図の書き方解説

4. リモコンリレー(端子台)と電灯(器具)をつなぐ

端子台の「イ」端子から器具「イ」の引掛シーリング(丸型)へ、

端子台の「ロ」端子から器具「ロ」のランプレセプタクルへ、

端子台の「ハ」端子から器具「ハ」の引掛シーリング(角型)(施工省略)へ、それぞれ電線をつなぎます。

「ロ」端子と「ハ」端子につなぐ電線は、どちらが黒でどちらが白でもかまいません。

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5. 電線の色やリングスリーブを使用する場合の注意事項を書く

電線の色を書きます。白をW、黒をBと表記しています。

電線の太さは、1.6mmの箇所は何も記載せず、2.0mmの箇所は「2.0」と表示しています。

1.6mmの電線と2.0mmの電線を接続する箇所のリングスリーブのサイズ・刻印には注意しましょう。

リングスリーブは”使用する場合”を想定して記載しています。差込形コネクタが指定される場合もありますので、必ず施工条件をよく読んで施工しましょう!

参考までに、電線の組み合わせと使用するリングスリーブのサイズおよび圧着マークをまとめました。
電線の太さと本数リングスリーブのサイズ圧着マーク
1.6mm 2本
1.6mm 3~4本
2.0mm 1本 + 1.6mm 1~2本
2.0mm 1本 + 1.6mm 3~5本
2.0mm 2本
2.0mm 2本 + 1.6mm 1~3本
電気工事士技能試験でリングスリーブを使用する場合、この表の6つの組み合わせからしか出題されません。
技能試験で「大」サイズを使用することはありませんので、これら6つの組み合わせだけを覚えておきましょう! [ad]

複線図完成!

これで平成30年度技能試験 候補問題No.8 パターンBの複線図完成です!

この完成した複線図は高解像度の画像にリンクしていますので、もしお役に立つのであればリンク先をダウンロードしてご利用ください。

画像をクリックすると高解像度の複線図が開きます。

第二種電気工事士技能試験の試験時間は40分と短いため、複線図を書くことに時間をかけてしまうと施工が間に合わなかったり、焦って欠陥を発生させてしまいます。

長くても5分以内、できれば2,3分程度で、問題用紙の片隅にささっと書けるように練習しておきましょう。

慣れない複線図を書くことは最初は難しいですが、反復練習を行ううちに理解できるようになりますので、根気よく練習しましょう!

2019年度(平成31年度) 第二種電気工事士 徹底解説!

第二種電気工事士に合格するために必要な知識・準備するもの等の情報は以下の記事に全て詰まっていますので、初めての方は是非ご一読ください!