【2018年版】ビルメン4点セットの難易度と需要は?

こんにちは。ビルメン米造です。

ビルメンに必要な4つの資格が「ビルメン4点セット」と呼ばれるようになって久しいですが、2018年の現在でもビルメン4点セットは需要があるのでしょうか?

僕もビルメン員の端くれとして働いておりビルメン4点セットを取得していますので、今回はビルメン4点セットの難易度と需要などの現状について書いてみようと思います。

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ビルメン4点セットとは?

ビルメン4点セットとは、以下の4つの資格のことを指します。

正式名称+カッコ()の中は略称です。

  • 第二種電気工事士 (電工2種)
  • 二級ボイラー技士 (2級ボイラ)
  • 危険物取扱者 乙種4類 (危険物乙4)
  • 第三種冷凍機械責任者 (冷凍3種、3冷)

余談ですが、資格の名称は正確に覚えましょう。正式名称を覚えた上で略称を使うことは問題ないと思いますが、誤った名称を履歴書などに記載してしまうと恥ずかしいですよ!

それはさておき。

ビルメン4点セットは全て国家資格で、特定の業務に従事する場合は、それに対応した資格が必要です。

それでは、ビルメン4点セットの需要と難易度を見ていきましょう。

ビルメン4点セットの需要と難易度

ビルメン4点セットの優先度、取得する順番は?

ビルメン4点セットを取得する上での優先度、取得する順番のお勧めは以下の通りです。

1位:第二種電気工事士

2位:第三種冷凍機械責任者

同率3位:二級ボイラー技士、危険物取扱者乙種4類

この順位をつけた理由と個々の資格の需要と難易度を見ていきましょう。

第二種電気工事士の需要と難易度は?

第二種電気工事士
優先度★★★★★ ★★★★☆ (9/10)
難易度(筆記)★★☆☆☆ ☆☆☆☆☆ (2/10)
難易度(技能)★★★☆☆ ☆☆☆☆☆ (3/10)
需要★★★★★ ★★★★☆ (9/10)

資格の需要面でも、受験機会の面でも、まず優先して取るべきなのは第二種電気工事士です。

ビルメンが大掛かりな配線入替えなどを伴う電気工事をすることはありませんが、コンセントやブレーカー、照明器具の安定器などをちょっといじるだけでも電気工事士の資格が必要ですので、ほぼ全ての現場で需要があると言えます。

筆記試験の難易度は易しいです。過去問を数年分解いて理解しておけば問題なく合格できるでしょう。毎年計算問題が7~10問程度主題されますが、計算問題が苦手な方は全て捨ててしまっても他の問題ができれば合格できます。

技能試験は人によって難易度が別れるところですが、練習を積んでおいて本番で焦らなければ確実に合格できます。ただし、練習に一定期間が必要なので余裕を持って準備する必要があります。

個人的には、技能試験の内容よりも、練習のための工具や器具、電線を揃えるための出費を捻出する難易度が高いなと感じました(笑) 全部で2万円以上は必要です。

電気工事士技能試験対策の記事はこちら

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第三種冷凍機械責任者の需要と難易度は?

第三種冷凍機械責任者
優先度★★★★★ ☆☆☆☆☆ (5/10)
難易度★★★☆☆ ☆☆☆☆☆ (3/10)
需要★★☆☆☆ ☆☆☆☆☆ (2/10)

業務用の空調や冷凍庫などに使われる冷凍機械と呼ばれる設備を管理するための資格です。

近年ではこの資格を必要としない現場が増えていますので、需要は低下傾向です。

需要は低いのに優先度が高い理由は、受験機会が年に1度、毎年11月だけだからです。

危険物乙4や2級ボイラと受験時期が被った場合は、冷凍機械責任者を優先すべきです。

資格自体は必要でない現場でも早く取得したい理由がありますよね。ほら、資格手当とか

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それに、資格は必要なくても、例えば空調設備の不具合で外部業者に直してもらって原因などの説明を受ける際に、専門用語がちんぷんかんぷんでは流石に恥ずかしいですからね!

資格が必要ない現場で資格手当が貰える理由もここにあると思います。

難易度ですが、過去問を数年分理解しておけば受かりますので易しいレベルです。

3日間の講習を受ければ筆記試験の「法令」以外が免除される制度もありますが、講習費用が高いので、第一種を受験するならまだしも、第三種程度では必要ありません。

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二級ボイラー技士の需要と難易度は?

二級ボイラー技士
優先度★★★☆☆ ☆☆☆☆☆ (3/10)
難易度★★☆☆☆ ☆☆☆☆☆ (2/10)
需要★★★☆☆ ☆☆☆☆☆ (3/10)

こちらも冷凍機械同様、ボイラーを設置していない現場が増えてきていますので、資格の需要自体は低下傾向です。

ですが、やはりビルメンとして知っておきたい知識が学べるので取得しておくべきでしょう。

筆記試験は全国各地でほぼ毎月実施されていて、試験内容も過去問の類似問題ばかりですので難易度は易しいです。

ボイラー取り扱いに関する実務経験の無い人がボイラー技士の免許を受けるためには、3日間のボイラー実技講習を受ける必要があります。

3日間拘束される、講習費用が高額という理由から、ビルメン会社に入ってから会社に費用を出してもらって取得するのが良いです。

僕が受験したときは講習費用、参考書、受験代、交通費…など合計で5万円以上の費用がかかりましたが、全て会社が負担してくれました。

危険物取扱者 乙種4類の需要と難易度は?

危険物取扱者 乙種4類
優先度★★☆☆☆ ☆☆☆☆☆ (2/10)
難易度★☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ (1/10)
需要★☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ (1/10)

危険物乙4…ビルメンに必須みたいに言われがちですが、ほぼ需要はありません。

そもそもなぜビルメンに危険物取扱者 乙種4類が必要かという話ですが、ボイラーの燃料として重油が使われていて、重油を保存管理するためには危険物取扱者の乙種4類が必要なのです。

上述したようにボイラーを設置している現場が減少している現状では、危険物取扱者乙種4類の需要も同様に低下しています。

さらに、全国各地で年に数回受験できるという受験機会の多さ数日の勉強で合格できるレベルの難易度の易しさから、いつでも誰でも簡単に取れるということで需要は低いです。

危険物乙4に関しては、僕はビルメンになってから取得したのではなく、フリーター時代に友人が受験するというので一緒に受験して取得したので、たまたま持っていたという感じです。その後フリーターの時期にガソリンスタンドの仕事で役立ちました(笑)

危険物乙4の難易度・合格率・需要・オススメ参考書などは以下の記事で詳しく紹介しています!

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ビルメン4点セットはもう古い

個人的にはビルメン4点セットとしてこの4つを示すのはもう古く、新たに消防設備士を加えるべきだと思います。

ビルメンが駐在する現場で消防設備が設置されていない現場は存在しません。

消火栓・スプリンクラー等の1類、火災報知設備等の4類、避難器具の5類、消化器の6類など、身近な設備に関する知識が学べます。

僕は消防設備士の8種類(特類、1類~7類)を全類取得していますので、消防設備士の勉強方法やおすすめの参考書などは別記事で紹介したいと思います!

資格自体に需要は少ないけど勉強しておこう!

まとめとしては、ビルメン4点セットと呼ばれる資格のうち、第二種電気工事士以外の3つの資格の需要は低いですが、ビルメンとしては知っておきたい知識が学べる資格ですので、勉強して取得しておきたいところであります。

実際に施工管理を行うのはそれぞれの設備を専門とする会社ですが、何か異常が起こった際に現場で一次対処を行うのはビルメンですので、広く浅く色々な知識を身につけたいですね!